3月1日、日曜日に第2回の「伝次郎の家」勉強会を開催させて頂くことになりました。

前回は7人の方々に参加して頂いて、その方たちから活発な質疑もありました。私の勝手な思い込みで、事前にPRした文章からすれば、「施設に入らずとも一生我が家で過ごす」、この事についての質問が多いのでは、と思っていました。 ところが、質問の多くは、住宅そのものについての質問で、例えば、屋根・外壁などに使われる材料の中で、何が一番丈夫で長持ちするのか? 現在住んでいる場所が、高地である為に非常に湿気る。その対策はどうしたらいいのか? などということでした。

確かに、その通りなんですね! 10年先、20年先のことよりも、まず現実に困っていること、思い悩んでいることの方が先ですよね。

私は、この時に考えました。これだけ大きな役割をする「住まい」について、何故、教育の中に「住居学」というものが無いのか? 子供の時から、こんな大事なことを何故教えないのか? こんな素朴な疑問がわきました。

一生、安心して我が家で過ごせる、自然からの熱さ・寒さ、地震・台風などの脅威から守るための対策。 病気・障害・高齢化になっても我が家にいられる。 せめて2代にわたり、生活していけるだけの丈夫な家作り。こんな事を、分かり易く教えてくれる教育があっても良いのでは、と思いました。

こんな思いで、偉そうなことを言って恥ずかしいですが、建築を永らくやってきた経験上、このような事に触れてお話させて頂きます。

基本的には、「一生、わが家で安心して過ごせる」がテーマですが、先ほどの「住まい」に関することを交えて、何回かに分けてお話させて頂きます。