長年、構想を描いていた伝次郎ハウスが実現し始めました。

2000年に介護保険制度が始まり、その保険制度の中に住宅改修という制度があります。

私は介護保険の事が知りたくて、住宅改修制度を使い工事を、約350軒ほど行いました。

一軒一軒、高齢者の家を訪問して、身体の不自由な処を補って、日常生活がスムーズに行えるようにやる工事です。具体的には手すりを付けたり、段差を解消したりする工事が多いのですが、中には、ホームエレベーターを取り付けるというような、大規模な工事もありました。

ここで経験したことで、一番考えさせられたことは、「自分の力で用便が出来、自分で入浴が出来る」、このことでした。

今まで、ご自分の力でトイレまでも行けなかった、又、行かれても、ご自分の力で立っていられない方でも、住宅改修工事の手すりを付けたり、トイレの位置を変えたり、便器の種類を変えたりすることで、ご自分の力で用便が出来るようになると、高齢者さんの顔が変わったのです。自信が持てたのですね。

そんな処から、そんなサニタリー(ご自分の体をきれいにするところ)の環境を良くする家、伝次郎ハウスを立ち上げました。

そんな、第一棟目の家です。

これから、その経過をお話していきたいです。