昨日、心粒ハウスに行ってきました。
2連のパーティションが届いたので、事務所へ設置してきました。
造園工事も大植造園さんの手によって、大半出来上がってきました。
心粒ハウスは、大勢の人たちの力によって出来上がってきました。
正直、まだ工事は進行中です。
皆さん、本当に、自分の家を作るような気持ちで工事されていることが、
よく伝わってきました。
これは、この建物のオーナーの気持ちが、各職の人の気持ちを動かしたのだと、
昨日も、大植さんとも話しをしながら、つくずく感じました。
「ここへ来られる人が癒されるような建物をつくりたい」
これが、オーナーのお気持ちでした。
この建物を作らせていただている期間は、設計からすると、
もう1年になると思います。
私にとってこの建物は、実に感慨深いものとなります。
「建築は、人にあたえる力は大きいものがある」、このことを、
私はずっと思っていました。
「しあわせ」を感じられる建物を作りたい。
人は美しいものを見ることができると、しあわせを感じます。
実に快適だなー、と感じられる空間にいると、しあわせを感じることができます。
人は、良い感覚に触れるとアドレナリンが分泌され、体にも心にも良いのですね。
この心粒ハウスが、まさに、これ、なんです。
暑さ・寒さ・騒音・天災から人を守ってくれる建物
美しく、癒される気持ちにさせてくれる建物、これらを目標に作りました。
この建物が出来上がっていくうちに、徐々に、
今まで思っていたことが、一つになってきたような気がしてきました。
「このような建物を、住居にしたらどうだろうか?」
こんな気持ちで、伝次郎ハウスがでたのです。
正直、ネーミングに悩みましたが、名前をつけなければ前進しませんから、
自分に愛着のある「伝次郎」にしました。
これからも伝次郎ハウスについて、発信していきます。