昨晩、又、大きな地震が起きました。

10年前に東北を襲った大地震の余震と言われています、まだ続いているのですね。

地震は怖いですね。

日本の建物は地震に対して、かなりのスピードで対応してきています。

今回のように、かなりの強度の地震に対しても、被害が少ないです。

しかし、地震の活動期に入って来ているようで心配です。

 

今回は「伝次郎の家」の剛床構法ついてお話したいと思います。

地震が起きた時に、タテに揺れる感じの時と、ヨコに揺れる感じの時がありますね。

壊れた建物の様子を見ると、クシャっと、上から強い力で押さえつけられたような状況と、横から押されて、倒れたような状況がありますよね。

横に倒れた建物でも、もっとよく見ると、只、横に倒れただけではなく、ねじれながら横たわったように、見受けられる建物がたくさん有ります。

 

建物の造りは、平面的に、左右対称なものが少なく、むしろ非対称な建物の方が多いと思います。又、建物の上下、1、2階の造りも非対称なものが多いです。

 

地震が起きて、タテからでもヨコからでも、建物に強い力が加わった時、非対称な建物は、必ず、ねじれを起こします。

まだまだ、地震の研究は道半ばのように思うのですが、最近、構造的に、地震に対する力を「線ではなく、面で捉える」という考え方が出てきました。

「柱、梁、筋交い、火打ち」これらの地震に対する計算は、全て「線」として捉えています。

勿論、今までの構造計算上のことは大事な事ですが、その上に「面」でも補強をするという考えも有効な手段だと、私は考えています。

その補強の仕方には、「水平な面」と「垂直な面」の両方が有ると思うのですが、それは「床」と「壁」になります。

 

床、壁、屋根については順次発表していきます。

今回は「伝次郎の家」の剛床構法4ッつの版のベタ基礎についてお話します。

 

今では、ほとんどの木造建築の基礎は、ベタ基礎の工法を使っています。

これは、地震に対して、非常に有効な工法だと考えています。

地震力を水平な大きな、鉄筋コンクリートの版で捉える工法です。

木造建築では柱の数が多く、上からの加重が分散され、ベタ基礎で平均的に支えることが出来るからです。

当然、「ねじれ」に対しても有効です。

 

「伝次郎の家」第2号のベタ基礎の配筋状況の写真を掲載します。

 

「伝次郎の家」の剛床構法の4ッつの版の、断面図の画像も掲載いたしました。

ご覧になってください。